2011年6月9日木曜日

サイバーエージェントの妙

人材紹介を生業にして早5年。

多くの企業を客観的に見ることができたのはとても良い経験だった。
※現在進行形だけどw

いろいろな企業を見ていると、成長する会社とそうでない会社の違いと
いうのがだんだん分かってくる(ような気がするだけかも)。

・ビジョンが明確であること
・事業の成功に向けての行動に継続力があること
・社員が楽しそうに働いていること
・社員の成長意欲が高いこと
・社員の成長に伴うかそれ以上に会社・経営陣も成長していること

などなど、「そんなの当たり前だよね」というようなことだけども。

そんな中で、抜群にいい会社だなと思うのがサイバーエージェント社だと思う。

理由は幾つもある。

・お会いした現役サイバーエージェント社員の方が非常に優秀だった
・元サイバーエージェントという優秀な方にもたくさんお会いした
・優秀な人だなと思う人がサイバーエージェントに入社することが多い

最初の2つはまあまあわかるよ、という感じだけど、3つ目があるのは
ほんとうに凄いと思う。起業経験がある人だったり、超優秀なエンジニア
だよと聞いていた大学生がどんどんサイバーに入社していく。

類は友を呼ぶを言うが、優秀な人達が優秀な人を呼ぶのだろう。

僕が思うサイバーエージェントの妙は採用広報のウマさだ。

殆どの社員がブログを書いていて、その一つ一つが成長意欲に満ち溢れている。
また、経営者の方々のブログには現存で最先端の経営者たちの生の声が
タイムリーに掲載されていて、下手なビジネス書を読むよりよっぽど良いメディアだ。

中身も実際伴っているに違いないが、見た感じの露出量が他の会社とはケタ違いだ。
量は質を生むというが、まさにそのとおりだと思う。

また、スター社員も育成し、きっちり露出させていく。
僕の先輩であるクラウンジュエルの福元社長なんかはまさに典型だと思う。

もちろん優秀であることに間違いはないのだけれども、新卒や若手ビジネスマンが
「こういう風になりたいな」という、少し自分の先を行くビジネスマン像として
採用活動の前線に立たせる。いわゆるロールモデルという奴だ。

社外から見てもいいロールモデルなのだから、社内ではなおのことそうなのだろう。

成長する会社に優秀な人材が集まり、さらに成長する。
会社の成長にも加速度がかかるから、さらに優秀な人材が集まるようになる。
いいスパイラルにしか見えないです。うちの会社も少しでも見習わないと。

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